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【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ

あまり音楽に詳しくないという方でも、何となく「レゲエ」という言葉を一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。

ジャマイカで生まれた音楽ジャンルのレゲエは特徴的なビートを持ち合わせており、軽快な雰囲気で夏の定番といったイメージもありますよね。

2024年にはレゲエの神様と言われるボブ・マーリーさんの伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が公開されるなど、レゲエというジャンルに興味を持った方も増えているはず。

そこでこちらの記事では、鉄板のレゲエアルバムの名盤たちを紹介しています。

基本的にはルーツレゲエを中心としたラインアップとなっていますから、初心者の方も要チェックです!

【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ

Equal Rights

I Am That I AmPeter Tosh

ピーター・トッシュさんは、1944年生まれのジャマイカ出身のアーティストです。

1960年代から1970年代にかけて活躍し、ボブ・マーリーさんと共にザ・ウェイラーズを結成。

ソロ活動では、『Legalize It』や『Equal Rights』などのアルバムをリリースし、レゲエ音楽の進化に大きな影響を与えました。

トッシュさんのアルバム『Equal Rights』は、1977年にリリースされ、社会的不正に対する鋭い批判を含んだ歌詞で知られています。

特に、『I Am That I Am』という曲では、自己肯定や文化的誇りを強調し、抑圧との闘いを訴えています。

このアルバムは、レゲエ音楽が社会政治的なメッセージを伝える手段であることを示しており、トッシュさんのリリシズムとユーモアが際立っています。

レゲエに興味がある方、社会や政治に対する洞察を求める方にオススメの作品です。

RAG MUSIC 編集部

Satta Massagana

Satta MassaganaThe Abyssinians

アビシニアンズは1969年に活動を開始し、特にハーモニーの密接さとラスタファリ運動への献身で知られるルーツレゲエグループです。

彼らのデビューアルバム『Satta Massagana』は1976年にリリースされ、ジャマイカの音楽シーンにおいて重要な足跡を残しました。

このアルバムは、ラスタファリアニズムの哲学と霊性を反映した楽曲で構成されており、リスナーに神聖な地の存在と高い力の役割を思い起こさせます。

ラスタファリ運動に関心がある方、またはルーツレゲエの深みを知りたい方にとって、このアルバムは必聴です。

特に、1976年のリリース以降、数多くの再発盤となっている事実も、その人気と重要性を物語っています。

アビシニアンズの音楽は、ラスタファリ運動とアフリカ文化への深い尊敬に満ちており、時代を超えたメッセージを伝えています。

RAG MUSIC 編集部

Trenchtown Mix Up

Mix UpThe Gladiators

ジャマイカ出身のグラディエイターズは、1970年代に最も人気を博したルーツレゲエバンドです。

創設者アルバート・グリフィスさんを中心に、貧しいトレンチタウンの生活から彼らの音楽が生まれました。

彼らのデビューアルバム『Trenchtown Mix Up』は1976年にVirgin Recordsからリリースされ、ジャマイカのルーツレゲエ、ロックステディ、スカのジャンルを特色とし、多くのリスナーから高い評価を受けています。

特に、アルバムに含まれる『Mix Up』の楽曲は、自分自身で物事を証明したいという強い願望と、それがいかに自分を強くするかを表現しています。

不要なトラブルを避け、自立と自己確認の大切さを説くこのアルバムは、レゲエ音楽に興味がある方にとって絶対聴くべき名盤です。

RAG MUSIC 編集部

Red

Sponji ReggaeBlack Uhuru

1972年にジャマイカのキングストンで結成されたブラック・ウフルは、スワヒリ語で「自由」を意味するウフルと名付けられ、レゲエ音楽の最も象徴的で影響力のあるバンドの一つとして認識されています。

1984年にはアルバム「Anthem」で最優秀レゲエアルバム部門のグラミー賞を受賞し、レゲエ界で高い評価を確立しました。

アルバム『Red』は、1981年にリリースされ、その年のNMEの年間アルバムトップ10で3位にランクインし、2023年には『Rolling Stone』誌によって、史上最高のアルバム500選の一つに選出されるなど、絶大な評価を受けています。

『Red』は特に、社会的および政治的メッセージを伝える楽曲「Sponji Reggae」を含むことで知られ、レゲエ音楽が社会や文化の壁を越えて人々を結びつける力を持っていることを示しています。

Black Uhuruさんの音楽は、レゲエ音楽の伝統を守りつつ、革新的なアプローチも追求し続けています。

レゲエ音楽に興味を持ち始めた方や、音楽を通じて深く感動したい方にオススメです。

RAG MUSIC 編集部

In Session

Tribal warBlack Roots

ブラック・ルーツは、1979年にイギリスのブリストルで結成されたレゲエバンドです。

彼らは1980年代から1990年代初頭にかけて活動し、2012年に「On The Ground」をリリースしました。

このアルバムは、ルーツレゲエの伝統を継承しつつ、当時のバンドメンバーの深い絆と経験を反映しています。

特に、『Tribal War』は平和と団結の重要性を訴える楽曲で、多くのファンから愛されています。

バンドの音楽は、その力強いメッセージとリズム、メロディーを通じて、リスナーに深い印象を残しています。

ルーツレゲエに興味がある方、社会正義について考えたい方には特にオススメです。

RAG MUSIC 編集部

Two Sevens Clash

Two Sevens ClashCulture

1976年にジャマイカで結成されたカルチャーは、ルーツレゲエのパワフルなメッセージと独自の音楽性で知られています。

1977年にリリースされた彼らの代表作『Two Sevens Clash』は、ジャマイカでの社会的、政治的な状況を背景にした深い歌詞とキャッチーなメロディが特徴であり、レゲエ音楽の古典として今日も多くのリスナーに愛されています。

アルバムは、マーカス・ガーベイの予言を元にしたタイトル曲をはじめ、強烈なメッセージとメロディで聴き手を引き込む楽曲で構成されています。

特に、バビロンへの批判やラスタファリアニズムの信念などが歌われ、ジャマイカだけでなく全世界のリスナーに影響を与えました。

ルーツレゲエが好きな方、または社会や文化に深いメッセージを持つ音楽に興味がある方には必聴のアルバムです。

RAG MUSIC 編集部