【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ
あまり音楽に詳しくないという方でも、何となく「レゲエ」という言葉を一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。
ジャマイカで生まれた音楽ジャンルのレゲエは特徴的なビートを持ち合わせており、軽快な雰囲気で夏の定番といったイメージもありますよね。
2024年にはレゲエの神様と言われるボブ・マーリーさんの伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が公開されるなど、レゲエというジャンルに興味を持った方も増えているはず。
そこでこちらの記事では、鉄板のレゲエアルバムの名盤たちを紹介しています。
基本的にはルーツレゲエを中心としたラインアップとなっていますから、初心者の方も要チェックです!
もくじ
- 【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ
- ExodusBob Marley & The Wailers
- Pass The DutchieMusical Youth
- Mix UpThe Gladiators
- Funky KingstonToots & The Maytals
- Sponji ReggaeBlack Uhuru
- Satta MassaganaThe Abyssinians
- I Am That I AmPeter Tosh
- FishermanThe Congos
- Chase The DevilMax Romeo & The Upsetters
- LoveJunior Delahaye
- Tribal warBlack Roots
- Marcus GarveyBurning Spear
- Best Dressed Chicken in TownDr. Alimantado
- Two Sevens ClashCulture
- Conquering LionYabby You
【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ
ExodusBob Marley & The Wailers
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズによる1977年リリースのアルバム『Exodus』は、レゲエ音楽の歴史を語る上で欠かせない一枚です。
イギリスのチャートで56週にわたりランクインし、さらにはTime誌によって20世紀最高のアルバムの一つに選ばれるなど、世界的な評価を受けました。
音楽的には、ルーツレゲエの要素を取り入れつつ、宗教的、政治的なメッセージを曲に込め、社会正義に対する強いメッセージを送りました。
特にタイトル曲「Exodus」は、抑圧からの解放を求める強力な歌詞が特徴で、今なお多くの人々に影響を与え続けています。
このアルバムは、レゲエだけでなく音楽全般のファン、社会や文化に興味がある人にもオススメです。
Pass The DutchieMusical Youth
ミュージカル・ユースは、1980年代初頭にイギリスで結成されたレゲエ・ポップバンドで、特に『Pass The Dutchie』のヒットで知られています。
この曲は1982年にリリースされ、イギリスのシングルチャートで1位になるなど、世界中で大ヒットしました。
彼らの音楽は、レゲエとポップの融合によって多くの人々に愛されましたが、バンドは1985年に活動を停止しました。
アルバム『The Youth of Today』は、彼らのデビューアルバムであり、誰にでもおすすめできる作品です。
このアルバムには、若者たちの連帯感とジャマイカ文化をテーマにした歌詞が特徴的で、社会問題に対する積極的なメッセージを音楽を通じて伝えています。
レゲエやポップに興味がある方はもちろん、社会的なメッセージを音楽で感じたい方にもぜひ聴いてほしいアルバムです。
Mix UpThe Gladiators
ジャマイカ出身のグラディエイターズは、1970年代に最も人気を博したルーツレゲエバンドです。
創設者アルバート・グリフィスさんを中心に、貧しいトレンチタウンの生活から彼らの音楽が生まれました。
彼らのデビューアルバム『Trenchtown Mix Up』は1976年にVirgin Recordsからリリースされ、ジャマイカのルーツレゲエ、ロックステディ、スカのジャンルを特色とし、多くのリスナーから高い評価を受けています。
特に、アルバムに含まれる『Mix Up』の楽曲は、自分自身で物事を証明したいという強い願望と、それがいかに自分を強くするかを表現しています。
不要なトラブルを避け、自立と自己確認の大切さを説くこのアルバムは、レゲエ音楽に興味がある方にとって絶対聴くべき名盤です。
Funky KingstonToots & The Maytals
トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズは、1960年代初頭にジャマイカで結成された伝説的なレゲエグループです。
フロントマンであるトゥーツ・ヒバートさんは、2020年にこの世を去るまで、ボブ・マーリーさんに匹敵するほどの影響力を持つアーティストとして見なされ、彼のソウルフルなボーカルは多くの人々に愛されました。
特に彼らが1973年にリリースしたアルバム『Funky Kingston』は、レゲエというジャンルにおける金字塔とも言える作品であり、レゲエだけではなくスカやロックステディの要素も盛り込まれています。
このアルバムは、音楽性の高さとトゥーツ・ヒバートさんの唯一無二のボーカルにより、広く批評家から高い評価を受け、多くのメディアで取り上げられました。
レゲエが好きな方はもちろん、音楽のルーツに興味がある方にもオススメの名盤です。
Sponji ReggaeBlack Uhuru
1972年にジャマイカのキングストンで結成されたブラック・ウフルは、スワヒリ語で「自由」を意味するウフルと名付けられ、レゲエ音楽の最も象徴的で影響力のあるバンドの一つとして認識されています。
1984年にはアルバム「Anthem」で最優秀レゲエアルバム部門のグラミー賞を受賞し、レゲエ界で高い評価を確立しました。
アルバム『Red』は、1981年にリリースされ、その年のNMEの年間アルバムトップ10で3位にランクインし、2023年には『Rolling Stone』誌によって、史上最高のアルバム500選の一つに選出されるなど、絶大な評価を受けています。
『Red』は特に、社会的および政治的メッセージを伝える楽曲「Sponji Reggae」を含むことで知られ、レゲエ音楽が社会や文化の壁を越えて人々を結びつける力を持っていることを示しています。
Black Uhuruさんの音楽は、レゲエ音楽の伝統を守りつつ、革新的なアプローチも追求し続けています。
レゲエ音楽に興味を持ち始めた方や、音楽を通じて深く感動したい方にオススメです。
Satta MassaganaThe Abyssinians
アビシニアンズは1969年に活動を開始し、特にハーモニーの密接さとラスタファリ運動への献身で知られるルーツレゲエグループです。
彼らのデビューアルバム『Satta Massagana』は1976年にリリースされ、ジャマイカの音楽シーンにおいて重要な足跡を残しました。
このアルバムは、ラスタファリアニズムの哲学と霊性を反映した楽曲で構成されており、リスナーに神聖な地の存在と高い力の役割を思い起こさせます。
ラスタファリ運動に関心がある方、またはルーツレゲエの深みを知りたい方にとって、このアルバムは必聴です。
特に、1976年のリリース以降、数多くの再発盤となっている事実も、その人気と重要性を物語っています。
アビシニアンズの音楽は、ラスタファリ運動とアフリカ文化への深い尊敬に満ちており、時代を超えたメッセージを伝えています。